Contents診療項目
一般歯科
あなたの治療方針を、院長がきちんと説明いたします。
一本の歯を治療するにしても「周りに歯茎の状態」「かみ合わせはどうか」「かみ合っている歯の形態」など診査し口の中全体、大きくは身体全体を診ながら進めます。
もちろん診療を行う前に充分な説明を行ない、患者さん自身に理解、納得していただいた時点で治療を始めます。またできる限り痛みの少ない治療を目指してまいります。
痛みを抑えた治療「笑気吸入鎮静法」
歯科治療に対して、言いようの無い緊張や不安に襲われることは無いですか?
そのような時、笑気吸入鎮静法を行います。
笑気ガスを鼻から吸っていただくと、気持ちがリラックスして過度の緊張や不安を和らげることができます。まったく痛みを感じなくなるというわけではありませんが、ストレスを緩和し心地よく診療を受けていただく道具として取り入れています。
小児の麻酔時、必要に応じて使用します。お子様によっては、笑気ガスを吸っている間に眠ってしまい、夢うつつで診療が終わっているということもあります。
大人の方もお気軽にお申し出ください。なお笑気ガスの効果には個人差があります。
3Mix-MP法®とは・・・・
3Mix-MP®療法は、むし歯を削ったり歯髄(=歯の神経)を取るこれまでの歯科治療でもなく、歯を守る為に患者さんに過大な負担を強いる予防医療とも違い、生体の治る力を活かして病巣組織を修復する歯科医療です。
移植・再植
あなた自身の歯を、あなた自身のお口の中に植え替えます。
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移植
自らの親知らずなどの歯を使い、抜けてしまった大事な部位のところに植え替えることなのです。利用できる人は限られますが、合えばこんなすばらしい方法はありません。
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再植
例えば事故で前歯が抜けてしまったような時、いち早く歯科医院に持ってきていただければ、元に戻すことが可能な場合があります。その際生理食塩水などに入れて来るか、出来なければ水で濡らしたティッシュに包んでくるなど乾燥させずに早く来ていただければ良いです。
歯牙の冷凍保存
抜歯した歯を将来のために冷凍保存しませんか?
将来なんらかの事故や虫歯などで抜歯せざるおえなくなった場所に冷凍保存しておいた歯を移植できる可能性があります。歯の神経が残っている状態で冷凍保存できれば、将来の再生医療進歩において、それを利用して難治性疾患(神経・骨・筋肉・皮膚などの難病)の治療に活かせる可能性があります。
このような観点から智歯(親知らず)、矯正治療のため抜歯した歯を冷凍保存することはひとつの将来への投資と考えられないでしょうか。
今は必要のない歯を将来に活用できるものにしていける技術があることを知り、選択肢の一つとしてお考えいただければと思います。詳しくはご相談ください。
薬を使わない光による殺菌システム「PDT(ペリオウェイブシステム)治療」
PDT(photo dynamic therapy)は光線力学療法と呼ばれる薬を使わない光による殺菌システムです。 この光は人体に安全で痛みもありません。 PDT治療の原理はバイオシェルと呼ばれる染色液で歯周病菌を染めます。 このバイオシェルは光感受性物質と言い、光を吸収すると化学反応が起こり活性酸素を大量に発生させることができます。この生体に安全な活性酸素(一重項酸素)は細菌を殺す特徴があります。
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PDT治療の特徴
- 薬を一切使用しない
- 耐性菌が発生しない
- 副作用が起こりにくい
- 全く痛みを伴わない
- 手軽に何回でも処置できる
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適応症
- 歯肉炎、歯周炎
- インプラント周囲炎
小児歯科
小児だからといって手を抜かず、小児だからこそ大切に治療を進めます。
「歯医者さんって子供の頃から苦手~」この意識は、いつ頃から潜在したのでしょうか?
子供達は初めて歯科医院の扉を開けた時、見る場所、接するスタッフ、聞く音、嗅ぐ臭いなど初めてづくしで「何が起こるんだろう」「何をされるんだろう」不安と混乱で、口を開けている場合ではないのです。泣きたくもなります。
小児歯科専門の医師の中には“中々治療ができない子”と判断して、強制器具(ネオ)を用いたり、スタッフが体を押さえつけてなんとか治療を終わらせようとします。
これは歯医者さん嫌いになって当たり前、当院では不安がいっぱいのお子様を無理矢理治療するというようなことはいたしません。
まず歯科医院に慣れてもらうことが第一です。1、2回はブラッシング指導を行ったり、治療台にどんな機械があるかを教えます。例えば、エアーを吹いてみたり、水を勢いよく吸うバキュームを口に入れてみたり、子供の好奇心をくすぐるところから始めます。
恐くないんだ。面白い所なんだと思ってもらえるよう対応します。
(お子様よっては、多少強引に進めさせていただく場合もあります。治療はお子様の性格に合わせて治療いたします。)
医院に慣れていただいたところで、治療を開始いたします。
当院ではできるだけ痛みを感じない様に治療に笑気鎮静法を行ったり、麻酔する時も注射針をお子様の目に見えない様工夫し、注射が分からない様に行います。
ある程度、物事を理解できるご年齢のお子様には、一つ一つ説明し納得の上で治療できればと思っております。治療する上で私共の力だけでなく、親御様のご協力とご理解が必要不可欠だということは言うまでもありません。
予防歯科
予防は家庭から
歯科医師と歯科衛生士がタッグを組み、チーム一丸となって虫歯や歯周病の予防を行います。
ブラッシング指導や食事指導から始まり、小児においてはフッ素塗布(※)、シーラント(※)などの処置を行います。時にはフッ素洗口をおすすめすることもあります。
成人の場合、歯周病の治療が一段落した後、健康な歯肉の維持歯周病の再発防止のために、PMTC(Professional Mechanical Tooth
Cleaning)などを使い、専門家による歯苔除去、歯面清掃を行ったりします。
※フッ素塗布:フッ素を歯に塗ることで虫歯の原因なる「酸」への抵抗力を強くし、虫歯の予防や進行を抑える働きがあります。
※シーラント:歯には歯ブラシの届かない細く小さな溝があります。特に生えたての歯は虫歯になり易すいため、その溝をきれいに清掃しシールで塞ぐことで、バイ菌や食べ物が入らないようにします。
噛み合わせ・顎関節症
顎関節症の一般的症状は口が開きにくく、少ししか開かなかったり、痛みをともなったり音がしたり、顎をずらさないと大きく開けられないなど様々です。私が考える顎関節症の根本的問題は、顎関節の顆頭の位置が上下の歯がしっかりかみ合った時正しい位置におさまっていないことが主な原因だと思っています。
私の役割は正しい位置を見つけ、いつもその位置でかめるように戻してやることです。
その為には、かみ合わせを変えなくてはなりません。顆頭の位置のずれが、ほんのわずかなら、個々の歯を微妙に調整しズレを修正します。
位置が大きくずれていれば、正しい位置に戻すために、合成樹脂のかぶせ物を作ったりして顎の位置を動かしたりもします。 その症例・症例によって治療方法も様々です。
ともかく正しい位置に顎関節の顆頭に戻してあげれば、自然と症状は軽減していきます。そして最終的に顆頭が正しい位置を保てるよう、かみ合わせを作ってあげることが重要なことなのです。
「かみ合わせ治療」の際は些細な部分も診ております
かみ合わせ治療とは大まかに言えばかみ合わせが原因で、全身に色々な症状が出てきてしまうのを治していくことです。
例えば「顎関節症がひどかったのが治療もしなくて症状がなくなった」場合、もちろん自然治癒したのかもしれませんが、それから肩こりや腰痛がひどくなったりしているかもしれません。
または顎関節をかばって全身のバランスをとるために、他の部位に負荷がかかった結果かもしれません。
かみ合わせ治療の場合、大きな視野で些細な部分を見ていかなくてはいけないと思っています。
噛み合わせについて
歯ぎしり・食いしばり
夜、歯をぎりぎりして朝起きたら顎が疲れているという方へ。
「歯ぎしり」という言葉は、多くの方がご存じだと思います。寝ている間に無意識のうちに歯をすり合わせ、ギリギリと音を立てる習慣のことを指します。
一方で、「食いしばり」という言葉はあまり耳慣れないかもしれません。これは、上下の歯を強くかみしめる癖のことで、昼間に起こる「昼型」、就寝中に起こる「夜型」、その両方に見られる「昼夜型」に分類されます。多くの方が自覚のないまま行っており、気付かないうちに歯や顎に負担をかけているケースも少なくありません。
歯ぎしりや食いしばりが強く続くと、歯や歯ぐきに大きなダメージを与えることがあります。歯がしみる、痛む、欠けるなどの症状が現れるほか、ひどい場合には歯の神経が死んでしまうこともあります。また、これらの癖が原因で、顎関節症、歯周病の悪化、歯の動揺やすき間の出現、知覚過敏、咬合痛(かむと痛い)、さらには頭痛や肩こり、腰痛など、全身に影響が及ぶこともあります。
当院では、このような「歯ぎしり」や「食いしばり」の改善に力を入れています。
特に、食いしばりは夜間だけでなく、日中のストレスや集中時、スポーツ、力仕事の最中などにも無意識に起こることがあります。噛みしめる力が過度になると、歯の破損や顎の疲労、さらには頭痛につながることもあります。
改善のためには、主にマウスピース(ナイトガード)を用いて、歯や顎にかかる負担を軽減します。当院では、一人ひとりのお口の状態に合わせて、装置の種類や形状、装着位置などを細かく調整し、快適に使用できるようにしています。
「虫歯がないのに歯が痛む」「知覚過敏が続く」「朝起きると顎がだるい」といった症状がある方は、歯ぎしりや食いしばりが原因かもしれません。気になる症状がある場合は、ぜひ一度当院でご相談ください。
どのような診療で治していくのか?
個々人において診療方法は様々ですが主にかみ合わせの調整、スプリント療法、自己暗示療法などがあります。内容は単独であったり、組み合わせたりして行っていきます。
治療期間は症例により違いますが、1ヵ月に一度来院していただき短くて半年程度、長ければ3年以上掛かる場合もあります。
歯周病
歯周基本治療
歯周病の進行度や口腔内の状況により、適切な治療法が組み合わされます。
主に以下のような治療が行われます。
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スケーリング
スケーラーという器具を用いて、歯の表面や歯周ポケットの浅い位置に付着した歯石を無麻酔で取り除く処置。
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ルートプレーニング
スケーリングでは取りきれないような、歯周ポケットの深い位置に付着した歯石などを取り除き、歯根表面をなめらかで清潔な状態に整える処置。
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フラップ手術
麻酔をして歯肉を切開し、歯茎内部の歯石を目視できるようにしたうえで、スケーリングやルートプレーニングを施し、歯肉を縫い合わせる処置。
多くの方が歯周病のリスクにさらされていますので、歯の治療において、現在重要度が一番高いのが歯周基本治療だといわれます。
虫歯も歯周病も生活習慣を変えないと完治させることは難しく、悪い生活習慣があるために虫歯が多かったり、歯周病にかかっていたりということが考えられます。
その中でも毎日のセルフケアを正しく行うことが基本となります。
歯周外科治療
歯周基本治療でも十分な改善が見込めない場合は、歯周外科治療を検討します。
治療では歯ぐきの一部を切開・剥離し、歯根に付着した歯垢・歯石・汚染されたセメント質などの除去します。
治療後は口内の細菌量が減少し、歯ぐきの再付着や歯周ポケットの改善も期待できます。
歯周病の検査
X線写真検査
直接目で見えない部分を調べることができます。
また、歯を支える骨の状態・歯石が付いているかどうかなどを確認することができます。
歯周病は口だけの問題ではない
かつては、歯周病=「歯を失う」「噛めなくなる」などお口の中の問題に限られて考えられていました。しかし近年の研究で、歯周病が 全身の健康にも重大な影響を及ぼす ことが明らかになっています。海外では「periodontal medicine(歯周医学)」という学術分野も確立されてきています。
なぜ広がる?歯周病の炎症範囲
歯周病の原因はお口の中の細菌。これが歯垢(プラーク)を形成し、歯肉に炎症を起こします。たとえば、歯と歯肉の間(歯周ポケット)が5〜6 mmほどの「中等度歯周病」の場合、その炎症が起きている歯肉の面積は大人の手のひらほどにもなります。つまり、「口の中だけの小さな炎症」ではないのです。
身体への「波及」メカニズム
歯肉に炎症が起きると、そこから細菌や細菌が作った有害物質が血液中に流れ出します。そして血管を通じて全身に広がり、さまざまな器官に影響を与えます。慢性的な炎症である歯周病は、まさに「全身に及ぶリスク因子」になり得るのです。
現在、関係が指摘されている主な病気には、以下のようなものがあります。
・動脈硬化・心血管疾患・脳梗塞・脳卒中
・糖尿病・腎臓病・関節リウマチ
・呼吸器疾患(特に誤嚥性肺炎)
・早期低体重児出産(妊婦の歯周病)
歯周病と糖尿病
糖尿病の方が歯周病にかかりやすいことは以前から知られてきましたが、最近では “歯周病が糖尿病を悪化させる” という逆の関係も明らかになっています。
具体的には、歯周病による炎症がインスリンの働きを妨げ、血糖コントロールを乱すことがあります。また、歯周病治療を行うことで HbA1c(血糖値の指標)が平均で0.4〜0.6下がるという報告もあります。
そのため、特に糖尿病治療を受けている方は、歯周病のケアを併用することが推奨されています。
歯周病と心臓・血管の病気
疫学研究により、歯周病にかかっている人は動脈硬化性疾患を発症しやすく、未罹患者に比べ 1.5〜2.8倍のリスク があるというデータもあります。
慢性の歯肉炎症が、血管の内壁に影響を与え、動脈硬化を進める要因になっていると考えられています。さらに、歯周病原菌が血管内に入りこむことで菌血症や心内膜炎などを引き起こす可能性も報告されています。
歯周病と腎臓病
腎臓病のある方に歯周病が多く見られるという従来からの報告に加え、近年では歯周病と腎臓病が 直接的に関連している可能性 が指摘されています。
例えば、歯周病のある腎臓病患者は、歯周病のない患者に比べて 10年後の死亡率が約10%高い というデータもあります。
歯周病と肺炎(特に高齢者)
高齢者や免疫力が低下している方では、口腔内の細菌が気道に入り、気道や肺で炎症を起こす「誤嚥性肺炎」が起こりやすくなります。
歯周病原菌がその原因となるケースもあり、口腔ケアをしっかり行うことで誤嚥性肺炎のリスクを軽減できることがわかっています。
歯周病と妊娠・出産
妊娠中の方にとっても歯周病は重要なリスク要因です。例えば、妊娠37週未満での早産や、新生児体重2,500 g未満の低体重出産などと歯周病の関連が研究されています。
慢性歯周病によって産出される生理活性物質(特にプロスタグランジンE2など)が、子宮収縮や子宮頚部拡張を引き起こし、早産・低体重出産の誘因となる可能性があります。実際、進行した歯周病を持つ妊婦では低体重児の出産率が 7倍以上 という報告もあります。
妊娠期には、早めの歯周病チェック・ケアが特に大切です。
Greetingご挨拶

髙橋歯科院長 髙橋 基彦
患者さんの健康と幸せのための
お手伝いをいたします
人は身体と精神と魂の三位一体からなっていると思います。その中で身体は唯一の目的として、どんな時でも健康であり続けたいと願っています。 この目的が達成されている限り、精神もまた晴れやかな気持(幸福感)に、ひたることができます。 我々の仕事の究極は患者さんがいつでも幸せでいられるよう、お手伝いをさせてもらうことだと思っています。
略歴
- 1957年 横浜市神奈川区 生まれ
- 1982年 神奈川歯科大学 卒業
- 1987年 横浜市神奈川区にて、髙橋歯科 開業
- 2000年 「かみ合わせと全身との関連を考える会」会員
- 2014年 3mix-mp法認定医 取得
- 2015年 ひろのばメソッド足指インストラクター 取得
所属学会
- 横浜市神奈川区歯科医師会
- かみ合わせと全身との関連を考える会 会員
- LSTR療法学会 会員